2002年JMRC千葉ジムカーナシリーズ第5戦
Class A3

こちらもウルトラ激戦駆・Ａ３。いつ誰が勝ってもおかしくないほど僅差の選手が揃っているが、今回は順位によっては片山のチャンピオンが決まるとあって、各選手「ストップ・ザ・カタヤマ」を合い言葉に、果敢な走りを見せた。 今回ポコちゃん片山は、自力で２位までに入ればチャンプ決定、４位まででも上位陣が優勝しないと決定・・・という、かなり緩い決定条件のハズだった。ところが当の片山は朝からガチガチ。早起きして２年ぶりにワックスをかけるなど、完全に潰れていた。そこに現れたのが前半ゼッケンの佐藤、唯一５５秒台を出して逃げ切り体制。その後にプリティ星、しゃちょ酒巻、梅ちゃん梅澤がなんと百分台の差で続く。一方ラストのポコちゃん片山は、慣熟から走りが完全に乱れ、１本目は１５位、２本目挽回を図ったがなんと６位。見事にイロモノの実力を発揮して見せた。 Ａ３クラスはこの後、再車検の結果２位以下が繰り上げ措置となったため、優勝は星、２位酒巻、３位梅澤というリザルトとなっている。 最終戦の争いはかなりシビアだ。チャンピオンに挑戦権を持っているのは片山と星のみ。ただし星は優勝が絶対条件。片山は星が２位以下の場合チャンピオン決定だ。 （文中敬称略）

A3