[2004/08/07] 江戸川花火大会♪

江戸川花火大会〜♪

我らが後掻連不名誉顧問・にっぴこと元にひらゆきおが「ライフワークだ!」と豪語する、江戸川花火大会見物に行って来ました。
なぜライフワークなのか・・・・それはその気合の入った観覧席確保の模様を聞けば分かります。

江戸川花火大会は、江戸川の東京側河川敷、総武線・小岩駅と都営新宿線・篠崎駅の間、篠崎緑地(サッカー場があります)が打ち上げ会場です。打ち上げ数は1万4〜5千発。まぁこれは多いほうだけどもっと多い大会はいくらでもある。たとえば有名な隅田川花火大会は2万発。

しかーし・・・・ちょいと信じられない数字があります。

それは観客数。

なななんとっ!!!!



139万人 (驚愕)



というとんでもない大会なのであります。
ちなみに隅田川花火大会は95万人です(^_^;)

たぶんね、この観客数って、江戸川区側の河川敷周辺だけの数字なんですよ(そうじゃなきゃ集計できん)。実はこの同じ花火大会を市川市側では勝手に納涼市民花火大会と称して対岸から見られるので、こっちの集計は多分入ってない。
いったいあのエリア一帯に何百万人いるんでしょう・・・という数字です。でもってこれは「嘘だよな」とは決して言えない光景が、実際に広がるのであります(^_^;)

さて、この花火大会を打ち上げ会場のすぐ脇で見上げようというのが、この花火大会フリーク共通の思いのようでして、この戦いは大会1週間以上前から始まるらしいのです。まだ打ち上げ会場が正確に場所として区画割される以前から、青田買いで場所取りが始まり、区画割が決まって一旦ご破算となった瞬間から最前列目指して壮絶な場所取り合戦が繰り広げられるのであります。

この場所取りから命を懸けているにひらさんの合言葉は、『ライバルは139万人!!』(爆)。
去年はめでたく最前列を確保したのですが、今年は出遅れて50メートルほど奥になってしまい、「悔しい」と連発してました。それでも広さにして約40畳ほどの広さを確保してあります(笑)。
かくして、土手の上から見ると、一面ブルーシートで場所取りされた「なんじゃこりゃぁ」な光景が広がっているのでありました。

このような血のにじむような(笑)努力のおかげで、すばらしい花火を見ることが出来るのですね。
合掌。

しかし・・・場所があってもたどり着けなければ意味がありません。
なにしろ『相手は139万人』なのであります。これだけの人間が1箇所に集まるのです。位置を見失ったらおしまい。ケータイなんてあっという間に電波が飽和して使えなくなるのですから(^_^;)
電車は混み混み長蛇の列、駐車場なんて確保できません。

つーわけで、きくりん邸はこれを見越してなんと打ち上げ7時間前から行動開始(←アホ)。

今週は仕事が結構忙しくて、さらに先週末の疲れを引きずっていたのですが、土曜日はなぜか7時には目がさめてしまい、でもって飯食って9時前にはユニディへ花火見物用の小道具を仕入れに行ってました(笑)。
まずは今のより大きいクーラーバッグ(ソフトタイプのやつね)、それから折畳み式のキャリアーカート!
これは絶対に必要になると思ったので買いました。ちなみにうららはキャスターバッグを先日買ってました(笑)。

で、12時前にきくりん邸出発。
実は打ち上げ会場、きくりん邸からは直線距離で行くとほんの数キロのところにあるのですが、その間に横たわる川には橋がなく、環七を回って行かなくてはならないのでけっこう遠回りになります(ってもやっぱ10キロあるかないかだけど)。チャリンコで行こうかというプランもあったのですが、荷物が積めないのであきらめて、カルディナでGO。
あらかじめ回りの駐車場は全部チェックしてありまして(笑)、比較的近い(約1キロ)公営駐車場を12時半にはゲット!

すぐ近くにあるケーヨーホームセンターで簾や虫除けスプレーを確保し、食料調達のためにいったん篠崎駅前に歩いて行きます。
持ち物は・・・・
1.カンタンタープ(迷ったけど結局持って行くことにした。)
2.すだれ(ケーヨーホームセンターで確保。いいところにあったなぁ。)
3.ガムテ、タイダウン、大量の雑巾
4.クーラーバッグ

なんか装備がいつものジムカーナとかぶってるよね(^_^;)

その他もろもろ荷物をもってキャリアカートとキャリアバッグにいれて、家族3人でごろごろと。
この日はやたらと蒸し暑い!おまけにカンタンタープはやっぱり重いし、もう篠崎駅までたったの数百メートルなのにバテバテ。で、駅前で見つけた7−11で食料飲み物を調達し、河川敷を目指します。
途中でノンアルコールビールを買ったりしましたが・・・・ついに息絶えました(^_^;)

そんな折、目の前にCOCOS!
もーだめ。
休憩&昼飯!

12時に家を出たのに、COCOSを出たのは14時回ってました。なんで(笑)?

で、河川敷についたのは14時半くらい。
ちょうどほぼ同時にmasaさんが到着。とりあえずテントを建てたところで、到着したにひらさん一行を土手まで迎えに行き、荷物搬入。
ブルーシートを広げてペグで固定し、テントには「Honda Racing」の旗を2本立てて後から来る人の目印にし、15時過ぎには会場設営完了〜!

即、ビールで乾杯(笑)。
#僕はノンアルコールで(^o^)

そこからは三々五々集まってきて、花火打上までひたすら宴会です(笑)。
他の方の子供たちと格闘したり、酔っ払いのたわいない話に馬鹿笑いしながら過ごします。
この時には曇っていてかなり過ごしやすいのが助かりました。
夕方18時過ぎになって突然雨が降って来たりして驚きましたが(テント持ってきて良かった)、打上までにはやみました。

広大な河川敷は、土手まで人で埋め尽くされ、見える範囲には人、人、人!
遠くの方はもはや人には見えず、派手な色のじゅうたんがなびいているようにしか見えません。
もはや「なんじゃぁこりゃぁ〜」としか表現のしようがないのです。
139万人という数字は絶対に嘘じゃありません(^_^;)
うちの場所の周りには若い人たちの集団が多く、浴衣姿のおねーちゃんや甚平さん姿のおにーちゃんがたくさんいましたが、酒も入ってるしハイテンション。
時間が近づくに連れ、盛り上がってまいりました。

19時を回ってだいぶ暗くなってきたところで、会場にアナウンスが響きます。

区長だかだれだかの挨拶が2人ほど続いた後、MCのおねーちゃんに合わせてカウントダウンの開始。

139万人が唱えるカウントダウンがゼロになったとき、この大会名物である、最初の5秒間で1000発の花火がいっせいに打ち上げられ、会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれました。

ここから約1時間半、超特等席で、感動的な花火を堪能したのでありました。

どれくらい「特等」かといいますと、普通に足を投げ出して手を後ろについて座っても、首を大きく上に曲げないと花火が見られない位置・・・・です(^o^)。
これだと首が痛くなるので、一番いいのは寝っ転がってみること・・・です。

でも、単発の花火がポロポロと打ちあがっている時は、そうして落ち着いて見ていられるものの、スターマインがドカスカ打ち上がる時にはそんなことはしてられません。いつのまにやら起きあがり、まさしく「頭上」に広がる花火をぽか〜〜〜と口を開けて見ております。

で、

あまりに近いもので、
スターマインの終盤、大玉が同時に炸裂した時には、あまりの迫力に花火に押されるようにひっくり返ってしまうのであります(笑)。

ホント、

それくらいすごい迫力なのです。

打ち上げ会場間近で花火を見たことは何回かあるけど、この花火大会は迫力が違います。演出もしてたりするし、面白い。
7時間待って、1時間半。
あっという間に終わってしまったけど、それだけの価値がある花火大会でした。

なんかねー、花火って歳とってからの方が純粋に感動できる気がしますねー。
若い頃って、「けっ、花火なんて!」って思ってる気持ちの方が先行してて、わざわざ花火大会に足を運ぶとなると、理由はただ一つ「女の子絡み」と相場が決まっております(笑)。
そうすっとですね、メインはあくまでそっちでして、花火なんてのは「口実」だったり「演出ツール」でしかなかったりするわけですね。純粋に花火の美しさを楽しむ・・・なんて心境にも状況にもならないわけでございます(爆)。

そこんとこ行きますと、うららとれおんと3人並んで花火を見上げる瞬間ってのは、純粋に花火が美しく感じ、家族3人で見られること自体に感動してるんです。

いいっすねー。
花火は(笑)。

いやー・・・・来年もぜひ。


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