[2004/05/30]神奈川戦で試走!?

【社長直々のお招き・・・】
なぜか神奈川戦の試走にお招きいただき、走ってきました。

先週の地区戦、片付けが始まってから土砂降りになり、オフィシャルもエントラントもずぶ濡れで閉口しているところに、再車検会場にオフィシャルとして来ておられたニュートンランド社長・佐藤さんが、わざわざ僕のパドックまで足を運んで直々に試走を要請されました。
予想外のお申し出に「ほ、ホントに僕でいいんですか?」と聞き返しちゃいました(笑)。
せっかくのお申し出、断るのも失礼にあたりますので、謹んでお受けすることにしたわけです。

とはいえ、試走なんてやるのはほぼ2年ぶりです。
やはり試走というからには負けられない。それなりに参考になる走りをする必要もある。
結構気合を入れる必要があります。

というわけで、僕の中では「ほぼ本番モード」で臨むことにしました。

【どうなってんだよ天気予報!】
週末の天気については、週間予報どころか前日になっても二転三転しまして、おまけに気象庁とウェザーニューズでは、同じ栗源町の天気でも一方は雨、一方は曇りと正反対です。ウェットタイヤと呼べるタイヤを持っていない僕としては、なんとしてもドライになってもらわなくては困ります。
しかし神奈川には、強烈な雨男「やすべえ」が控えており、予断を許しません(^_^;)

とりあえず土曜日は晴れたので、先週の雨で濡れた荷物の虫干しと、洗車。
汚れが気になってワックスまでかけちまいました。まぁこの先雨続きで洗車もままならないかもしれないので、ここらでワックスかけておくのもいいでしょう。
実はこの日、先週末の洗車の時に、愛用の「ゴールドグリッター」を外に置き忘れ、なくしてしまったことに気がついてショックを受けていました(^^ゞ しかたがないのでオートバックスで買い直し。高いんですよねぇ。あれ。でもアレがないときくりん号のキレイさは保てません。

で、とりあえず完全に雨マークは取れた天気予報でしたが、相変わらず曇りの予報。最高気温も22〜24度というところ。M1コンパウンドにはなかなかオイシイ温度域かも。
・・・ところが、日曜朝起きてみると青空が広がっています。
僕は6時に浅間台に着いたのですが、道中すでにサングラスが必要な日差しです。ちょっと待てぃ!
走行準備をしているだけですでに汗。湿度が高く蒸し暑いのです。

【豪華な試走陣】
今回の試走はなんと6台もいました(^^ゞ
なにゆえそんなに必要なのかはよく分かりませんが、エントラントからの要望も入っているようです。
しかし今回の場合、メンバーがすごい。
あの「伝説の」遠藤毅志選手と、四天王・壺坂考志選手が含まれております。そしてもう一人“伝説じゃない”遠藤さんと(笑)、お馴染みNEXT社長の梅ちゃん、昨年の神奈川・東京B2クラスダブルチャンピオンの露木くんという顔ぶれです。
まぐれで地区戦表彰台の僕は、身の置き場がありません(^^ゞ

・・・といいつつ態度は特大Lですけどね(笑)。

しかし、遠藤さんと壺坂さんと並んで「試走でござい」なんて、こっ恥ずかしいったらありゃしない。このお二人とは相模湖の「テクチャレ」でいつもご一緒させてもらっているので、「きくりん、きくりん」なんて呼んでもらえる訳ですが、ホントならそれすら信じられないこと。
ましてや並んで試走ドライバーとはねぇ・・・えらくなったもんだよ(笑)。

【試走クラスってなにさ】
さて、6台も試走がいるもんで、急遽「試走クラス」なるものが設けられてしまいました(笑)。
カンペキなイベント運営体制をしいていながらこの柔軟性を持っているところに、ニュートンランドさんの力量を感じます。まぁ・・・アナウンス・ももちゃんの差し金がほとんどだと思うけどさ。

コース設定をひととおりやった後、試走ドライバーは2本だけ全開走行が可・・・となりました。もうちょっと走りたいけど(^^ゞしかたがありません。慣熟歩行がないぶん、この2本で見切らなければ・・・と、かえって本気で臨めたのは良かったかもしれません。
1本目と2本目で、迷っていた走り方二通りを試してみました。どうやら1本目の方がよさそうな気がするので、そちらを採用。

エントラントの慣熟歩行に混じって、僕も田口くんと一緒に歩きました。壺坂さん考案のこのコースは、図でみると単純ですがその難易度はかなり高いものでした。
歩いているとちょくちょく質問を受けるのですが、質問ったってねぇ(^^ゞ ホントは僕のほうが教えて欲しいくらいなんですが(笑)、エラそうにコメントしたりして(爆)

人数が多いのでドラミはコース上で。
壺坂さんに続いてなぜか僕もコメントを求められ、まぁ一応笑いは取っておきました(笑)。


【試走1本目】
今年の神奈川戦は、クローズドクラスだけが3本走行。
まずはこのクラスの慣熟走行を行ってから正式競技に入りますので、試走はそれまでお預けです。走る方としてはこれくらいの準備期間があった方が助かります。
まず伝説の遠藤さんがネオバで走り、次に梅ちゃん、僕と続きます。

普段の競技で走る場合には、まぁハッキリ言って誰も大してちゃんと見ているわけではないのですが、試走となると事情が違います。エントラントすべての目が注がれちゃってるワケです。その視線の中で走るというのは、これはかなり緊張するものです。
スタートラインにいる時からして、じーーーっと見つめられてますからね。変なことできません(笑)。

さてスタート。
前半はシフトミスを3回くらいやらかしてしまいました。
なんでだぁ?
2にあげるのをしくじったり、1に入らなかったり。くぅ〜〜〜焦る〜〜〜。
後半のターンセクションは、右サイドちょん引きの後の左270度のアプローチでちょいと目測を誤り、サイドのタイミングがずれて想定よりパイロンから離れてしまいました。

ゴールタイムは59秒1。
朝2本走った時のタイムより1秒近く落ちてます。あらららら。

結局試走クラス(笑)の1本目は、某遠藤さん、壺坂さん、きくりんの順番でした。また3位かいな(^^ゞ


【想定外の気温の中のバトル】
その後、雲ひとつない快晴が続き気温は上がる一方です。こんなシチュエーションで走るのは、どの選手も今年始めてなのですから、おそらくちゃんとしたセッティングなども試せていない状況でしょう。
急にいうことを聞かなくなるリアタイヤに苦戦する選手が続出しました。

さて神奈川と言えばNEXT。NEXTと言えばなると。
今回も各クラスになるとのチーム員が出場してまして、勝手に「心のクラブ員」として登録されている僕は、土手のテントで梅ちゃんと見てました。
まぁ梅ちゃんは半分居眠りしてましたけど。
なるとというチームは、お笑い一辺倒で走りの方は2の次だと思っている人が多いと思いますが(笑)、現在クラブとして活動している中で、彼らほど仲間同士で走りについて真剣に研究し合うクラブを、僕は他に知りません。

クラブ員同士で練習に行き、お店に帰ってきてみんなで分析して研究する。こんなことを当たり前のように毎回繰り返しているのです。だからみんなどんどん速くなります。
そんな努力の部分をお笑いで覆い隠す、そんな渋い連中が実は集まっているんですね。
当然僕が見ている前でも素晴らしい走りが繰り広げられ、案の定好成績を残す選手が続出。いいねぇ。


【今回田口くんは間違いなく勝てるね】
僕は朝の時点で言ってました。「今日、田口くんは間違いなく勝てると思うよ」と。
こういう難しいコースを見切って、卒のないタイムを出してくる「実力」がある選手は、僕の目から見るとこのクラスでは田口くんくらいしか目につきません。田口くんよりも速いタイムを出せる選手はたくさんいますが、このコースを攻略出きる経験の蓄積と分析力とそれを実行できる実力が備わっている選手は、田口くんしかいないと思いました。
というわけでこういうセリフが出てきたわけです。

エラそうですけど(^^ゞ、僕にはそう見えました。

さてやっぱり田口くんは、明らかに速いタイムで1本目を終えました。
実に破綻ない、危なげない走りでした。見事だと思います。


【試走2本目】
昼の慣熟を挟み、クローズドクラスの慣熟走行が終わると2本目の試走です。
1本目のエントラントの走りを見ていると、路面温度が上がりすぎて明らかにコンディションは朝の試走時より悪化しています。
僕も今年、この状態での走行は初めてです。データがありません。
しかし、早期にタイヤがたれることは予想出来るので、タイムを縮めるためにはとにかく焦って突っ込まないことが必要だと判断しました。

さてスタート。
やっぱりリアは動かしずらいです。
しかし、ダンロップ02Gの新コンパウンド「S2」を履いたリアは、粘り過ぎることは決してなく、極めてコントローラブルな状態を保ち続けてくれます。これはいい!
シフトミスもなく、中間は1本目よりコンマ9秒(!)上げて通過。
後半のターンセクション。
右サイドのちょん引きでちょいと振り過ぎ!修正に追われその分アクセルが踏めない。続く左270度はなんとかパイロンから離れず鷹巣ターンもどきが成功。
しかしゴール前180度でちょっとクルマが止まってしまった。ぐわぁ〜やっちまったーと思いながらゴール。

58秒8がやっとでした。
くそー。

結局試走クラスの1、2、3は1本目と変わらず。
くぅ〜。壺坂さんにもう少しくらいつきたかったなぁ。


【なると勢、続々入賞】
やっぱり2本目は皆さんタイヤのタレに悩まされて、タイムダウンが相次ぎました。
攻めて攻めてタイムを縮めたい気持ちは分かるけど、タイヤのできる仕事を冷静に考えてあげられる余裕も必要なんですよね。

なると勢も、1本目のタイムより上げた人、しくじっちゃった人それぞれでしたが、終わって見ると表彰台対象者が続出。素晴らしい。

ただ、誰一人金メダルじゃないのが、なんともなるとらしいところではあります(笑)。


【田口くんがやってくれた】
田口くん、ずっとこの浅間台で走ってきた人なのに、今までの優勝経験は浅間台以外でしかなかったのです(笑)。
神奈川戦の前戦で初めて浅間台で優勝したのですが、その時は僕はみてません。
そんなわけで、今回初めて見せてくれました。

まぁこの日は朝から「あんた、このコースで勝てなかったらおかしいよ。」と言ってはいたのです。難易度がそれなりに高いコースなので、最初から攻めきれる人は田口くん以外にはいないだろうという読みだったのですが、ばっちり当たりました。

2本目タイムダウンしちゃうところが詰めの甘さを露呈してますが、それは他の選手も同様で、路面温度が著しく上がった状態でタイムを縮めることが以下に難しいかが分かります。
2本目、僕はうららとケイちゃんと3人でみてましたが、今回ばかりはケイちゃんも興奮したらしいです(笑)。僕は確信してたけど、やっぱり決まった瞬間はうれしくて、真っ先にパドックに駆けつけました。

いやぁ・・・クール田口とは言うけど、さすがに今回ばかりはうれしそうでした。
その後の表彰式がいかに凄惨なものだったかは・・・語るまでもないでしょう(笑)。


【表彰式・・・・長っ!】
神奈川戦の表彰式・・・今年初めて見ましたが・・・長いですねぇ(^_^;)

競技は順調に早く終わったのに、競技の1ヒートより長い気がします。
いろいろ要因はあると思うけど・・・ちょっとこれはどうかなぁ。


【ニュートンランドさんの主催は相変わらずすごい。】

僕が2001年に神奈川戦を追ったとき、神奈川シリーズは低迷していて主催者の多くも主催技術が拙劣でした。
しかしその中で郡を抜いていたのがニュートンランドさん。
そのときも感動したけど、今回もすごかったです。

というより、体制がまんま「全日本」。
ニュートンさんはダートラの全日本選手権を毎年開催しています。体制がそのまんま(^_^;)
県戦と言えど手抜きをしないその姿勢がすごいと思いました。


【試走はやはり勉強になります】
今回は、伝説の遠藤さんや壺坂さんと並んで「試走」などという大層な機会をいただきました。
結果的には「試走クラス」では、四駆の某えんどーさん、壺坂さんに続く3位でしたが、あとからビデヲみてみると走りがぬるくて恥ずかしくなります。
田口くんにもかろうじてコンマ3秒勝ってるだけです。
僕は事前に2本走っているのにね。

それにしても試走ってのは、とにかくエントラントとして走るのとは違って、すべての目が注がれる中で走るので、ホント緊張します。
逆に言うと、そういう緊張の中でも自分を保って集中して走る必要があるので、その点ですごく勉強になりました。負けるとみっともないけど、機会があればまたぜひ。


HOME | BACK





- Genesis -